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神戸三大神社

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神戸には生田神社、湊川神社、長田神社という主な神社があります。
生田神社は神戸の中心地、三宮の繁華街に座する神社で、10世紀頃に創建されたといわれ、非常に古い歴史があります。主祭神は稚日女尊(わかひるめのみこと)です。元は現在の新神戸駅北側にありましたが、洪水に遭い今の場所へと移されました。阪神・淡路大震災では、本殿が押し潰される大きな被害に遭いましたが、今は完全に元の姿に修復され、建物も耐震性が強化されています。人気芸能人の挙式でも知られ、縁結びの神として参拝者が絶えない観光名所の1つです。
湊川神社は、明治5(1827)年に明治天皇により創建されました。延元元(1336)年、湊川の戦いで足利尊氏に敗れた楠木正成の一族、17名が祀られています。元禄5(1692)年になり、徳川光圀が楠木正成を忠臣としてこの地に祀ったことに始まり、以来水戸学者や幕末の維新志士によって崇敬され、国家による神社創建に至りました。地元では「楠公(なんこう)さん」と呼ばれ、親しまれています。
長田神社は、摂政元(201)年に神功皇后により、現在の長田区に創建されました。主祭神は事代主神(ことしろぬしのかみ)です。「日本書紀」によると、神功皇后が三韓征服の後、新羅からの帰還の際に現在の神戸港で船が進まなくなり、神占いを行ったところ、事代主の神より「吾を長田國に祀れ」という御神託を受けたことから、この地に祀られたという由緒があります。そのため、皇室守護や国家鎮護の神とされ、皇室の崇敬も篤い全国でも有数の名社です。
 
長田神社
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湊川神社
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生田神社
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